《よっさんの釣果報告：2004.2.2１富津下洲漁港＆富津新港》
その２
更に穴を探るが、釣り方がヘタなのか、場荒れしているのか魚の反応が無い。
前回来た時はすこぶる反応が良かっただけに、ちょっとガッカリ。
アイナメ竿の様子を確認すると、かすかに重い。
巻いてみると、今度は先程よりチョット小さめのクジメが食っていた。
ラッキー！置き竿でのラッキーな獲物だ。
さてさて、カニ網の様子はどうかな？
引き上げに行くと、マーさんは既に良型のイシガニを２ハイゲットしていた。
「それでは私も」とカニマンション、お魚キラー（改造）を引き上げてみたが
なぜかマガニの皆さんが網の中で戯れている。イシガニはどうしたんだ？？？
しばらく経ってから２度目の引き上げ作業。今度はズッシリと重い。
それ引けやれ引けと上げてみると、カニマンション全体が海苔で覆われており、
中にはヒトデ御一行様が入っている。ん〜嫌な展開だ。
時間もお昼近くになり、干潮の時刻を迎えた。堤防の上もポカポカと暖かいので
おにぎりとカップ麺を堤防まで運び、アイナメ用の竿を眺めながらお食事タイム。
ここで、あれ？？？マーさんの姿が見えない。堤防にも車にも居ない。
落ちた！？もしやと思いテトラの隙間を覗き、一通り捜索してみたが見つからない。
気にはなったが、満腹で眠気が襲ってきた。堤防上でゴロッと横になり熟睡。
いつの間にか風が強くなっており、寒さで目が覚めた。
気が付くとマーさんが戻ってきていた。
「落ちたんじゃなかったんだ･･･、やっぱり。」と独り言。
「何処へ行ってたんですか、心配しましたよ！」
（堤防で熟睡していた男の言うセリフではないが･･･）
マーさん「あんまり釣れないんで、ぐるっと散策してきたんだよ。よっさん、お土産
持って来たよ」
私「何ですか？」マーさん「牡蠣だよ」 私「柿？」 マーさん「違う違う、牡蠣！」
見せてもらうと、スーパーの袋にタップリ入っている。
漁港をブラブラ歩いていたら、近所のおばちゃん達が何やらほじくっていたので、
聞いてみたら牡蠣を捕っていたらしい。
それで、一緒に捕ってきたと言うのだ。
私「大丈夫なの、それ？美味しいの？」マーさん「それが旨いんだよ！」
専用の道具がなくて、拾った鉄パイプでガリガリほじくったらしく、２割は殻が割れて
いる。そんなに旨いのなら私も一つお味見を！
ん！確かに旨い。マーさん、お手柄です。
