子供達がトイレに行きたいというので、公園内まで戻った時、堤防付け根付の湾側で
３才ぐらいの子がお母さんと釣り糸を垂れていた。
「何か釣れましたかな？」とバケツを覗かせていただくと、かわいいメバルが２尾
入っていた。海面を見ると、湾になっている場所なのでほとんど波がない。
しかも一段低い場所なので風も気にならない。
この時、またしても母子連れが子メバルを釣り上げた。
この瞬間、場所変えを決定！
「釣れる、釣れるぞ！」期待に胸をふくらませ、道具とクーラーをかついで堤防を走る。
改めてご挨拶をして、少し離れた所に陣取る。
場所を変更してからの長男ユウキの一投目。「シ〜ン」とした時間が５分ほど流れる。
妹、リカも一投目。やはり「シ〜ン」とした時間が流れる。
海面を覗くと確かに小魚が寄りつつある。
その時ユウキの竿にあたりが！
突然の出来事にあわてるユウキ。それを見ているだけでおもしろい。
緊張した面持ちでリールを巻くと、子メバルが掛かっていた。
ユウキ、満面の笑み。初めてのメバルをしげしげと眺めている。記念写真だ。
調子づいたユウキくん、はりきって仕掛けを下ろす。
さて、リカさんはと見ると、おお！機嫌が悪そうな顔をしている。
兄ちゃんに先に釣られて面白くない様子だ。
５月のみなと公園でユウキ：２尾、リカ：ボ〜ズ･･･。この忌まわしい記憶が残って
いるらしい。