《よっさんの釣果報告：2004.10.16鹿島港
みなと公園・中央公共埠頭》
報告２
ＡＭ１０：００、みなと公園に見切りをつけて中央公共埠頭のテトラ帯に移動。
テトラ上にはクロダイ釣りの人たちが１０ｍ間隔で陣取っている。
とりあえず車の中で食事を済ませてから、いよいよ穴釣り開始。
竿は安いちょい投げ竿を、短くして改造した物。
仕掛けは２．５号のナツメオモリを道糸（４号）に通し、サルカン越しに１０号の
セイゴ針を付けたシンプルなもの。根掛りが多い釣りなので高い仕掛けは必要ない。
（針は１００円ショップで売っているセイゴ針でも充分。６セットで１００円）
スペアの仕掛けと、エサの大粒アミをライフジャケットのポケットに入れて、小型の
クーラーＢＯＸを首に掛けて、足場のいいテトラを選んで降りていく。
水深のある穴が少ないので型はあまり期待できない。
しかしこれがなかなか良く釣れるから面白い！
一探り目から改造万能竿の穂先が激しく振れる！
手尺で１６ｃｍほどのカサゴだ。
結構大きな穴だったので、もう一度同じ穴に落としてみたら、今度はやや上品な
当たりで、１８ｃｍのクジメが食ってきた。
更に２０ｃｍのアイナメと好調にゲット。
何ヶ所か穴を移動し仕掛けを落とした時、「ククッ」とかすかな当たりが･･･。
上げてみると「ヌボ〜」っとした引き味でギンポが釣れた！３０ｃｍの魚体。
これがヌルヌルしてまことに気持ちが悪い。ついでに針を飲み込んでおり、
取るのが一苦労。「ギンポは美味しい」という話なのでちょっと嬉しい。
この後、更に２尾のギンポを追釣。満足だ！
でも、もう少し大きめのカサゴが欲しいので、今度は海側の沈み根付近に仕掛けを
落としてみると、竿先に激しい当たりが！しかし残念ながら根に潜られてしまった。
ガッチリ引っ掛かり、ビクともしない。こうなるともう糸を切るしかない。
もう一度海側の深そうな所に仕掛けを落としていくと、またしても激しい当たりが！
今度は潜られないように速攻で引き上げてみた。結構な重みが竿越しに伝わり、
２１ｃｍのカサゴが上がってきた。
このサイズが来ると嬉しい！（本当はもっとデカイのが欲しいのだが贅沢は言えない）
気を良くして、更に海側の沈み根を探ってみると、竿先に重みを感じた。
しかしこれは根掛り。竿を上下にビンビン振って外そうとしたその時、
「バキッ！」 オ〜！竿が折れてしまった！！！
ちょい投げ竿の改造品であったが、かなり使いやすかった。ご冥福をお祈りしたい。
しかたがないので竿をトラウトロッドに変更して穴釣りを続行。
再び海側の沈み根を探ると、またしても竿先に重みを感じた。リールは巻けるので
ゴミでも掛かったかと思い上げてみると、何ともいい型のイシガニだった。
カニは嬉しいのだが、これをクーラーに入れるまでが大変。
爪を広げると、小さなクーラーＢＯＸの幅より広いのだ。
何しろ爪が大きくて凶暴なカニなので、挟まれたら大変。
