《よっさんの釣果報告：2004.5.15川崎・東扇島》
その２
あまりにも当たりがないので、船の明かりが照っている際の部分に狙いを絞り、棚も
底よりもむしろ上層から中層を大きく探る事にした。
大きくゆっくりジワ〜っと誘いをかけて、ジグヘッドの重みをかすかに感じたら一歩横に
移動してさらにジワ〜っと誘い上げる。これを繰り返しているうちに、ジグヘッドが沈下
しきった感覚が取れない状態に？
ここでゆっくりときき上げると、かすかに「コツン」と感触が伝わり、次の瞬間「ググググ〜」
と竿先を引ったくる動きが。間違いなくメバルだ！
慎重に抜き上げると２０ｃｍジャストの立派なメバルだった！
記念写真！記念写真！セルフタイマーをセットして「ハイポーズ」。この瞬間がまた楽しい。
何よりも自分の戦略が当たった事が嬉しかった。
メバルがいる場所の検討もついたので、更にその周辺を攻める。
「コツン」という当たりが何度も感じられ、イソメが食われている。
居る！まだ釣れる！エサを付け直し更に攻めるとまたまた来ました！
いい引きです。しかし海面から姿を現した瞬間に痛恨のバラシ。
針掛かりが浅いのか？
３０分後、再び竿先に「ゴツン」といういい感触が！しかしまたしてもバラシ。
「食いが浅いんだ…」合わせが早いのか、針がでかいのか？
ジグヘッドの針は比較的大きめに出来ている。
ここで浮き釣り用のメバル針に変えようとした時、小雨だったのが本降りに。
移動する釣りなので、気が付けば陣地は遥か彼方だ。
この時点でＡＭ２：２０。雨の振り方から残り時間も限られそうなのでこのまま続行。
すると、今までとは明らかに違う大きな当たりが！
トラウトロッドが見たこともない状態に湾曲している。「セイゴか？フッコか？」
考えている間にラインを切られてしまった。
どしゃぶりに近い状態になってきたので、あきらめて退散する事に。
最初からメバル専用針にガン玉で勝負していれば…ちょっとだけ後悔が残りました。
でも１尾でも目的のメバルが釣れたし、海に感謝です。